トマト

トマトについて

がんや動脈硬化を抑えるリコピン

ヨーロッパでは、『トマトが赤くなると医者が青くなる』(トマトが旬の時期になると、患者が少なくなる。)ということわざがあるほど、栄養価の高い野菜です。

トマトの赤は、βカロテンよりも抗酸化作用が高いと注目のリコピンの色です。

美容面での効果も高いトマト

健康面でも万能のトマトですが、ビタミンCの働きを高めて毛細血管を強くする成分を含むため、紫外線から肌を守り、老化を防止する効果もあります。

また、疲労回復、便秘解消、コレステロールの低下など、美容面でも大きな効果があります。
食物繊維は皮に多いので、トマトは丸ごと食べるようにしましょう。

トマトは加熱することで甘味や旨味がアップ

がんや動脈硬化を予防するリコピンは、生で食べるより加熱したほうが効率的に摂取でき、旨味も増します。

加熱することでリコピンの吸収率は3~4倍にアップするといわれています。

旨味のベースはグルタミン酸

トマトの旨味成分、グルタミン酸は、果肉よりも種の周りのゼリー部分に多く含まれています。
また、旨味のベースになるグルタミン酸ばかりでなく、トマトの酸味やペクチンが肉・魚類の脂っこさを和らげてくれます。

トマトは、肉や魚のほか、野菜、豆、卵など多くの食材と相性が良いのが特徴です。
ただし、冷え性や胃の弱い人は、食べ過ぎには注意しましょう。

トマトの旬の時期

美味しいトマトの見分け方

赤みが濃いトマトは、抗酸化力の優れたリコピンを豊富に含んでいる目印です。
ずっしりとした重みがあり、全体的に丸みを帯びているものがおすすめです。
ヘタの周辺に割れ目があるものは避けましょう。

  • 全体に丸みがあり、赤みが均一に広がっているもの。
  • ずっしりと重みのあるもの。
  • ヘタがピンと張って元気があるもの。
    ヘタが乾いていたり、黒ずんでいるものは避けましょう。
  • おしりの部分から放射状に黄味がかった線が出ているものは甘味が強いです。

トマトの賞味期限

トマトの賞味期限(保存期間)は、5~7日です。
触った時に多少柔らかい程度なら問題ありませんが、ぬめりがあれば食べられません。

トマトの保存方法

冷蔵保存

ビニール袋か新聞で包んで保存します。
トマトを保存するときの必須条件は低温です。冷蔵するか冷所に置きましょう。
また、ヘタを下にして、他のトマトと重ならないように置きましょう。

ただし、冷やし過ぎると味が落ちるため、野菜室で保存しましょう。
まだ青いトマトであれば室温で保存して、熟してからビニール袋に入れて保存します。

冷凍保存

トマトは丸ごと冷凍保存が可能な野菜です。
冷凍保存期間の目安は1ヶ月です。
まとめ買いをし過ぎてトマトが余ってしまった時は、トマトソースにして冷凍しておくと長持ちするうえ、時短調理にも役立ちます。

豆知識・雑学

  • コロンブスの新大陸上陸後の初期に伝わった国々では、トマトは観賞用として用いられていたが、イタリアでは食用とされてた。
  • 日本への渡来は、1668(寛文8年)に描かれた写生図があった。
  • 日本へ渡来した時、トマトの名称は「唐柿(とうし)」「唐なすび」「赤茄子(あかなす)」「珊瑚茄子(さんごなす)」「小金瓜(こがねうり)」などと呼ばれていた。
  • 「トマチン」という毒性のアルカロイドを含んでいる。(微量のため、健康に影響はない。)

  • まるで抹茶のように飲める青汁

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