『最近疲れが取れなくて。。』アミノ酸は疲労回復に効果的?

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アミノ酸は疲労回復に効果的?

この記事のハイライト

  • アミノ酸とは、たんぱく質を構成するための必須栄養素
  • たんぱく質は、体内でそのまま吸収されない
  • 大豆は低カロリーで、同時にアミノ酸も高い

アミノ酸という言葉は、スポーツ飲料のCMなどで一般的に知られるようになりました。
ところで、そのアミノ酸とは一体何者なのでしょうか?

アミノ酸とは、たんぱく質を構成する材料です。
疲労回復に代表されがちですが、ほかにも私たちの身体にとって重要な機能を担っています。

アミノ酸の起源はアスパラガス

アミノ酸は、フランスで1806年に発見されました。

アスパラガスの芽から発見されたものがアミノ酸第1号と言われ、アスパラギン酸と名付けられました。
アスパラギン酸は、体内でのエネルギー代謝に関わっています。
疲労回復を助けたり、抵抗力の向上に効果があります。

それでは、アミノ酸は疲労回復にしか効果が無いのか?
そんなことはありません。

身体の形成に欠かせない栄養素

私たちの身体を構成しているアミノ酸の数は、20種類あります。
それぞれに異なる作用があり、脳や内臓など身体を形成する上で絶対に欠かすことのできない栄養成分です。

また、お肌の再生、集中やリラックスをコントロールする役割もあります。
ちなみに、アミノ酸はアスパラギン酸の発見にはじまり、現在では自然界において約500種類の存在が確認されています。

20種類のアミノ酸のうち、11種類は体内で合成して不足を補うことができますが、残る9種類は合成することができないため、食事から摂取することが不可欠となります。

たんぱく質を吸収するために必須のアミノ酸

ところで、たんぱく質を構成するアミノ酸ですが、それらの関係はどのようなものなのでしょうか?

私たちが普段の食事でたんぱく質を摂取しても、たんぱく質は体内でそのまま吸収されるわけではありません。

たんぱく質は体内に取り込まれると、一度アミノ酸にバラバラに分解されます。
そして、必要なアミノ酸を吸収し、改めて自分の身体に合ったたんぱく質に作り変え、私たちの身体を作っています。

私たちの身体は、約70%が水分ですが、20%はたんぱく質から構成されています。
言い換えると、アミノ酸が不足していると、正常な身体づくりができないということになりますね。

アミノ酸を効率良く摂取する

たんぱく質と言えば、まずお肉が代表されますが、反面、コレステロールや生活習慣病を無視することもできません。
特に、脂肪過多とされる現代人には、低カロリーな植物性たんぱく質は意識したい栄養源です。

植物性たんぱく質の代表格と言えば、やはり大豆が挙げられます。
昔から大豆は「畑の肉」と呼ばれていますが、同時にアミノ酸が高いことも立証されています。

大豆は直接食べるよりも、豆腐や納豆、厚揚げ、おから、豆乳、味噌などの大豆製品のほうが、消化・吸収に良いと言われています。
また、大豆のほかに、いんげん豆もおすすめです。

ちなみに、大豆製品の中でも発酵過程のある納豆には、独自成分のナットウキナーゼが含まれています。

ナットウキナーゼには血栓を溶かす作用があるため、動脈硬化を防ぐ効果も期待できます。
また、骨の形成にかかわるビタミンKも含まれています。

いかがでしたか?
今回は、栄養学に関するアミノ酸のお話でした。

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