山芋(やまいも)

山芋(やまいも)について

バランスの取れた栄養価

山芋は、たんぱく質の消化吸収を助けるネバネバ成分のムチン、ビタミンB群、ビタミンC、カリウムなどのミネラル、食物繊維がバランスよく含まれる健康野菜です。

デンプン分解酵素のアミラーゼが豊富に含まれ消化を助けるため、芋類には珍しく、生でも食べることができます

また、新陳代謝を活発にして疲労を回復し、腎臓の機能を高めて滋養強壮にも作用します。

胃腸の調子を整える

山芋は、消化酵素のアミラーゼを含み、消化を助けて胃の調子を良くする作用があります。
また、ねばり成分のムチンは、胃の粘膜を保護し、胃炎や胃潰瘍を予防します。
胃腸の調子を整え、食欲不振の改善にも働きます。

ただし、アミラーゼとムチンは、共に熱に弱いため、生で食べるのがオススメです。

生活習慣病や認知症を予防

ねばり成分のムチンには、血糖値の上昇を抑制するため、山芋は糖尿病予防にも効果があります。
また、抗酸化作用の高いサポニンという成分も含まれ、血中のコレステロールを取り除き、高血圧や肥満を予防します。

必須栄養素のコリンという成分には、循環器系、細胞膜の構成と補修に必要な栄養素が含まれているほか、脳細胞を活発にする働きがあり、認知症の予防効果も期待されています。

山芋の下処理と利用

変色を防ぐために

山芋をおろして、とろろ芋にすると、赤茶色に変色します。
これはりんごと同じように、空気に触れると酸化する特性があるためです。
お酢やレモン汁を入れてすりおろすことで、この変色を防ぎ、きれいな白を保つことができます。

カットして利用する時は、皮をむいて、すぐ酢水に10分くらい浸けておきます。
変色を防ぐ上に、アク抜きもできます。
また、お酢の効果でシャキシャキとした歯ごたえも楽しめます。

異なる食感を楽しむ

山芋を刻み、生で食べるとシャキシャキした歯ごたえがあります。
しかし熱を加えるにつれて、その食感はホクホクしたものへと変わっていきます。

また、すりおろしたとろろは、生だとトロトロですが、加熱するとフワフワに変化します。
ちなみに、すり鉢ですって出汁で延ばすと、おろし器で作るよりもなめらかに仕上げることができます。

山芋(やまいも)の栄養価

デンプン、ムチン、ビタミンB群、ビタミンC、カリウム、食物繊維、サポニン、コリン

旬の季節

美味しい山芋(やまいも)の見分け方

  • まっすぐ伸びて、みずみずしくハリのあるもの。
  • ずっしりと重みのあるもの。
  • 切ったものは切り口が変色していないもの。

山芋(やまいも)の賞味期限

山芋の賞味期限(保存期間)は、カットしたもので1週間
冬場でカットしていない状態だと1ヶ月は保存できます。

冷凍の場合は、1か月ほどです。

山芋(やまいも)の保存方法

冷蔵保存

乾燥を嫌う野菜ですので、保湿のため新聞紙に包んで冷暗所で保存します。
ただし、夏場は冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

カットしたものはラップして野菜室に入れましょう。

冷凍保存

山芋はそのままの状態では冷凍できません。
短冊切りなどでカットするか、とろろ芋にすることで冷凍保存が可能です。

保存方法は、いずれもジップロックに入れて冷凍します。
利用する時は自然解凍します。

便利な保存法

すりおろしたものを板状にして冷凍しておくと、必要な分だけ折って、山かけやお好み焼きのつなぎなどに使えるので便利です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
  • にほんブログ村 健康ブログへ