蓮根(れんこん)

蓮根(れんこん)について

見かけによらない豊富な栄養価

淡白な見かけによらず、ビタミンCが多く、カリウムなどのミネラルを豊富に含んでいる野菜です。
蓮根には、炎症を抑える作用や血圧を下げる効能があり、胃炎や胃潰瘍、高血圧の改善に効果があります。
ただし、便秘の時は、食べ過ぎるとかえって胃に負担をかけてしまうので、注意しましょう。

美容と健康に高い効果

蓮根のアクと変色の原因となる成分は、ポリフェノールの一種、タンニンです。
タンニンは、皮や筋の近くに多く含まれ、老化防止に効果を発揮する抗酸化成分の一種です。

また、ビタミンCにも高い抗酸化力があり、血管や皮膚を健康に保ちます。
ビタミンCは、蓮根のデンプン質に守られているため加熱しても損失が少なく、動脈硬化予防や美肌作りに効果的です。

さらに、粘り成分のムチンには、便秘解消や整腸作用、胃や粘膜の保護に働きかけます。
これらの成分が相まって、蓮根には美容と健康に高い効果があります。

異なる食感を楽しむ

お酢に浸けるとシャキシャキに

蓮根を切ってすぐ酢水につけると、変色を防ぐことができます。
また、お酢が粘り成分のムチンを分解するため、シャキシャキした歯ごたえを残すことができます。

煮物などでホクホクした感触にしたい時は、水にさらすと良いでしょう。

切り方でも変わる食感

蓮根を輪切りにすると、シャキシャキとした感触を残すことができます。
乱切りにすることで、蓮根の繊維がほぐれてホクホクした食感になります。

蓮根のきんぴらが輪切りなのは、繊維を壊すことなく切って、シャキシャキ感を残すためです。
メニューに応じた下処理を試してみましょう。

ちなみに、正月のおせち料理に蓮根が用いられるのは、旬の野菜である理由のほかに、輪切りにすると穴がたくさん空いていることから「先を見通す」と縁起が良いとされているためです。

蓮根(れんこん)の栄養価

デンプン、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、鉄、銅、タンニン、ムチン、食物繊維

旬の季節

美味しい蓮根(れんこん)の見分け方

  • 全体が黄白色で傷がなく、ふっくらしているもの。
  • 太く真っ直ぐで形が良く、皮が瑞々しいもの。
  • 穴が小さくて内側が白いもの。中に泥が入っていたり黒くなっているものは避ける。
  • 白過ぎるものは、漂白され、旨味が抜けている可能性があるので避ける。

レンコンに付着した放射能の洗い落とし方

レンコンに付着した放射能(放射性物質)を除去するポイントは、カットする前に水を張ったボウルに10分ほど浸し、その後タワシで皮の表面や節をしっかりと洗うことです。

そこから食べやすい大きさにカットして、酢水に5分ほどさらします。
さらに5分ほど塩茹でを合わせて行うとより効果的です。

参考家庭で実践できる!野菜に付いた放射能の洗い落とし方・除去法

蓮根(れんこん)の賞味期限

蓮根(れんこん)の賞味期限(保存期間)は、1週間です。
カットした場合は、4〜5日
冷凍の場合は1か月ほどです。

蓮根(れんこん)の保存方法

冷蔵保存

蓮根は、乾燥を嫌う野菜です。
丸ごとのままなら湿らせた新聞紙に包み、ビニール袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存します。
カットした場合は、酸化を防ぐため切り口を酢水に浸し、断面をラップしましょう。
塩水に浸してから切り口にラップをかぶせて保存すれば、変色を防ぐことができます。

冷凍保存

皮をむいた蓮根をスライスし、酢水に数分浸します。
キッチンペーパーで水気をよく切り、ジップロックに入れて、中の空気をしっかり抜いて冷凍保存します。
調理の際は、そのまま煮物などに利用できます。

なお、酢水で少し固めに茹でておくと、食感の損失を抑えることができます。

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