大根(だいこん)

大根(だいこん)について

栄養価の高い部位は『葉の部分』

大根は、「おでん」などのイメージから、白い根の部分に目がいきがちですが、栄養素は葉の方が豊富です。
葉は立派な緑黄色野菜で、βカロテンやビタミンC、ビタミンE、カルシウム、食物繊維がいずれも小松菜(こまつな)以上に多く含まれています。
葉の部分も無駄無く利用しましょう。

大根は「自然の消化剤」

白い根は淡色野菜で、ビタミン類は少なめですが、胃を守る消化酵素が豊富に含まれています。
消化酵素のアミラーゼは、デンプンの消化を助け、胸やけや胃もたれを予防・改善します。
また、消化酵素のオキシダーゼは、たんぱく質や脂肪の分解を促進し、胃壁を保護する働きがあると言われています。

これらの効能から、大根は、別名「自然の消化剤」と呼ばれます。
ただし、消化酵素は熱に弱いので、大根おろしやサラダで食べることで、より効果的に摂取することができます。

大根は上が甘く、下が辛い

大根の根は、上の方が甘く、下にいくほど辛味が強くなります。
調理方法に応じて、使う部位を選びましょう。

葉に近い首の部分は甘味が強く、やや固めなので、おろしやサラダに。
柔らかい中央部分はおでんや煮物向きです。
先端付近は辛味を活かして、薬味などに適しています。
全般的に大根は、春から夏にかけてはやや辛味が強く、秋から冬は甘味が増してきます。

干すとアップする、旨味と栄養価

野菜を干すと水分が抜け、旨味が凝縮されますが、注目すべきは栄養価がグッと高まることです。
大根の場合、生のものと切り干し大根の栄養価を比較すると、カリウムは約15倍、カルシウムは約20倍、食物繊維は約15倍、鉄分にいたっては約50倍にもなります。

干し野菜は簡単に実践できます。
完全に乾燥させなくても問題ありません。
少しの水分を飛ばすだけでも効果があるので、ぜひ実行してみましょう。

大根(だいこん)の栄養価

根: ビタミンC、アミラーゼ、オキシダーゼ
葉: βカロテン、ビタミンC、ビタミンE、カルシウム、食物繊維

大根(だいこん)の効能

旬の季節

美味しい大根(だいこん)の見分け方

ひげ根が長かったり、くぼみが大きなものは少し育ちすぎています。

  • 締まりがあり、ひげ根がほぼ一直線に並んでいるもの。
  • 白色が際立ち、まっすぐ伸びて傷がないもの。
  • ずっしりとした重みがあり、ツヤのあるもの。
  • 葉の色が均一で真っ直ぐに伸びているもの。

大根(だいこん)の賞味期限

7〜10日

大根(だいこん)の保存方法

冷蔵保存

使いかけは切り口をラップで包み、冷蔵庫に立てて保存します。
葉から水分がどんどん蒸発するので、すぐに切り分け、別々に保存しましょう。

冷凍保存

使いやすい大きさ(厚み)にカットして冷凍します。
半透明になるくらいまで茹で、水で冷ましてから冷凍する一手間を加えると、使う時により美味しく食べられます。

大根おろしの状態でも冷凍することができます。
すりおろしてから、水気を切り、板状にしてフリーザー袋に入れて、冷凍庫で保存しましょう。
板状にすることで、使う分だけ折って取り出せるので便利です。
なお、大根の汁には免疫力を高める効果があるので、積極的に活用したいところです。

葉の部分を冷凍する時は、軽く茹でて、利用しやすいサイズに刻み、フリーザー袋に入れて保存しましょう。

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