お昼ご飯の前に遊ぶと、子供の野菜嫌いが改善されるらしい

お昼ご飯の前に遊ぶと、子供の野菜嫌いが改善されるらしい

最近、また野菜の値段が高くなっている感じがしますね。
とはいえ、大根の煮物など、実が締まった冬の野菜はまた味わい深いなぁ〜、としみじみしているワタクシです。

個人的に、子供の頃はそこまで野菜嫌いではありませんでしたが、大人になってから、本当の野菜の美味しさが分かるようになったと思います。

しかし、子供が野菜を率先して好むというのは、一般的な通説では無い気がします。
野菜嫌いのお子さんに困っている方も多いのではないでしょうか。

子供の野菜嫌い改善のために、アメリカのコーンネル大学が、ユタ州にある7つの小学校を対象にある実験を行いました。
それによると、実験の効果に顕著な結果が見られたようなので、今回ご紹介したいと思います。

 

お昼休み→給食で、食べる野菜の量がアップ

一般的な小学校は、4時間目の授業が終わってから給食/お弁当の時間となり、その後昼休みという時間割のところが多いと思います。

待ちに待った給食タイム!という感じでしたよね。
ワイワイ食べて、その後校庭に駆け出して行った記憶がおぼろげながらあります。

しかし、同大学のリサーチによると、今の現状の、『給食を食べてから、遊ぶ』の順序を逆にして、『遊んでから、給食を食べる』とするだけで、食べる野菜の量がなんと54%も増加したとの結果が出たようです。

加えて、給食メニューの野菜を完食する子どもの割合も、45%増加したということです。

何となく想像できますね。
ひとっ走りした後の方が、ご飯も進むような気がします。
テンションも上がっているし、少々嫌いなものでも勢いで食べてしまう、といった所でしょうか。

 

集中力も上がり、勉学向上?

このリサーチ結果について、研究者のジャスト氏の解説によると、「給食の後に昼休みというパターンだと子どもたちは早く遊びたくてランチを急いで終わらせようとする。」

つまり、早く遊びたくてウズウズしているところに、嫌いな野菜が出て来たら、手をつけない確立が上がるということですね。

さらに同氏によると、「野菜をたくさん食べることで満腹感が維持し、その後の授業にも集中できる。」とのことです。

こちらの見解に対しては、『満腹感で勉強がはかどるか?』という印象は受けますが、
まぁ専門家の仰ることなので、一理あるのでしょう。
野菜嫌いを克服する上に、勉強もはかどってくれたら言うこと無しですね。

 

まとめ

『ご飯の前にまず遊ばせるべし』

野菜嫌いの子供に対して、一も二もなく「野菜を食べなさい!」
と言いつけるよりは、「ご飯の前に遊んでおいで」という方が、いざ嫌いな野菜を前にした時に、子供も抵抗感は下がるのかもしれません。

とは言え、文部科学省に給食の時間を変えろ、と言ってもなかなか通る話ではありません。
ものは試しで、休みの日にご自宅で、検証してみると良いのではないでしょうか。
子どもの頃の食生活は、その後一生の心身の健康に大きく影響します。

某ファーストフード店などはキッズメニューなどと称して、子供の純粋な味覚を利用し、『お袋の味』としてその味を意識下に刷り込み、生涯の顧客として囲い込んでいるとの声もちらほら聞きます。

栄養面だけでなく、ジャンクではない正しい味を知って育って欲しいですね。

 

この記事の引用元

Lunch, recess and nutrition: Responding to time incentives in the cafeteria

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